男性ホルモン

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男性ホルモンとは

ホルモンと聞いて、貴方はどのような想像をするでしょうか。

 

よく耳にすることができるのは、やはり男性ホルモンや女性ホルモンですが、そもそもホルモンとはどのようなものなのでしょうか。

 

ホルモンは、もともとギリシア語で”呼び覚ますもの”や”刺激するもの”といった意味の言葉であったと言われています。

 

体内にある細胞でしか作ることのできない化学物質がホルモンであり、その種類は70種類以上にもなるといわれています。

 

また、それぞれのホルモンは標的細胞・器官をもっていて、その働きをコントロールすることができます。

 

見た目の想像が全くつかないホルモンですが、無色透明で、取り出して純化するとただの白い粉となっています。

 

では、男性ホルモンとは、どのような働きをするのでしょうか。

 

男性ホルモンは、男性特有の体つきや思考回路に発育させるホルモンであり、健康な男子の場合、1日に約7ミリグラムの分泌があります。

 

副腎や睾丸で作られていて、具体的には、男性特有の体つきをつくるほか、タンパク質を筋肉や内臓に変える助けをしたり、皮脂の分泌を促すことや、体毛の発育を促す、また、性欲を高める働きをします。

 

このように、男性らしさを強調させるような働きをもつ男性ホルモンですが、
女性にも男性ホルモンはあるのです。同様に、男性にも女性ホルモンがあります。

 

ですが、男性には卵巣がないですし、女性には精巣がないですよね。

 

では一体、どこで作られているのかというと、男性の場合には、コレステロールから弱男性ホルモンとよばれるものが作られていて、これが変化することで女性ホルモンとなるのです。

 

もともと、2つのホルモンは構造がとても似ているため、酵素の微妙な働きによって全く違う働きをするホルモンに変わる、ということなのです。

 

この、男性の中にある女性ホルモンですが、女性に比べてその量は、半分程度であるといわれています。

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