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男性ホルモンと食べ物
男性ホルモンは、私達が食べている食べ物によっても変わってきます。
よく好んで食べている食べ物が原因で、男性ホルモンの分泌が抑えられているかもしれないですし、逆を言えば、好き嫌いで食べない食べ物が男性ホルモンの分泌を促してくれるかもしれないのです。
具体的に、男性ホルモンの分泌に影響があると言われている食べ物には、どのようなものがあるのか、お話していきましょう。
まず、女性ホルモンと同じ働きをすることで有名な大豆イソフラボンですが、これは豆類や納豆、豆腐などに含まれています。
この大豆イソフラボンを摂取することによって、男性ホルモンの分泌を抑える効果があり、特に豆乳には強い効果があるとされています。
ですから、男性ホルモンの分泌を促したいなら、大豆イソフラボンを含んでいる食べ物を避け、男性ホルモンの分泌を抑えたいのであれば、積極的に摂取すればいい、というわけです。
ほかにも、緑茶には、男性ホルモンの分泌を抑える働きがあると言われていますし、動物性の脂ものや甘い食べ物も同様の働きをします。
男性ホルモンを活性化させるという意味では、亜鉛を多く含んでいる煮干しは効果があると言われています。
同様に、活性化することのできる食べ物には、アジやサバなどの魚類、牡蠣、ワカメなどもあります。
副腎から分泌されるホルモンの量を増やすということでは、山芋やもずくなども効果があると言われています。
そして、直接的な効果はありませんが、摂取することで結果的に男性ホルモンの分泌を促すことのできる食べ物もあります。
カルシウム吸収率を高めることのできるカゼインを多く含んでいる低温殺菌牛乳や、崩れてしまったホルモンバランスを、正常に戻そうとする働きをもつビタミンＥを多く含んでいるナッツ類なども効果的であると言えるでしょう。
このように、様々な食べ物が関係しているのですが、結局はバランスの取れた食事が最も大切であるということなのです。
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