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男性ホルモンとノコギリヤシ
ノコギリヤシという名前を、聞いたことがあるでしょうか。
ノコギリヤシとは、やしの仲間で最も小さい種類で、アメリカの南東部に主に自生しています。
ネイティブインディアンが、鎮静剤にしていたと言われている歴史をもち、ヨーロッパなどでは医薬品として高い評価を得ています。
なんとフランスやドイツでは、60年以上も前から、ノコギリヤシは医薬品として使われています。
このノコギリヤシが、男性ホルモンに働きかけると言われていますが、正確には解明されておらず、医学的根拠はないという人もいます。
ですが、科学的なデータとして、ベルギーで行われた実験では、前立腺肥大の患者305名のうち、88%の人が症状の減少を実感し、また、医学的にも症状が改善されたと証明されています。
この実験から最も有効であるとされている説は、「ノコギリヤシが、前立腺肥大の原因となるジヒドロ・テストステロンという男性ホルモンの生成を抑え、減少させる」というものです。
もちろん、現在では医薬の現場でも使われていて、実質的には効果が認められている、と言ってもいいでしょう。
このことからも、ノコギリヤシが男性ホルモンに対し、なんらかの働きかけをしていることがわかりますね。
現在、サプリメントなどで気軽に摂取することのできるノコギリヤシですが、その効果には個人差があるだけでなく、作用が穏やかな点から、時間が必要となる場合が多くあるようです。
しかし、ノコギリヤシを摂取した男性の多くが、男性ホルモンに関する悩みが改善されたと実感しているほか、排尿困難などにも効果を発揮しているといいます。
つまり、ノコギリヤシは時間がかかってしまうというデメリットはあるものの、安全で効果のある治療薬であるといえるでしょう。
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