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男性ホルモンとテストステロン
男性ホルモンの一種であり、最も生理活性の強力なホルモンが、テストステロンです。
このテストステロンは、脳からの命令によって分泌量がコントロールされているほか、11分から90分ほどで分泌された量の半分近くにまで減少し、最終的には肝臓で代謝され尿中に放出されることになります。
テストステロンの原料はコレステロールであり、複雑なプロセスを経て体内で生合成されているのですが、この原料がコレステロールという点に注目したと思われるものがあります。
昔から、体力や精力をつけたいと思う男性が、”生卵を飲みこむ”という行為をすることを聞いたことがあるでしょう。
この行為は、、テストステロンの原料であるコレステロールを、摂取しようとする気持ちから起きたのではないかと言われているのです。
もちろんこれは正しい考えであると言えます。ダイエットや菜食主義によって、コレステロールの摂取量が減少すると、結果的にテストステロンの分泌量も低下してしまうことからもわかりますね。
しかし、このテストステロンは加齢とともに減少します。
20歳代をピークとして、徐々に減少していくのですが、40歳代を過ぎた頃からはストレスなども多くなりがちです。
そうすると、ストレスによってさらにテストステロンの分泌は抑えられてしまい、急激に減少することで自律神経失調症のような症状の、男性更年期となります。
近年少しずつ男性更年期が認められるようになってきていますが、この男性更年期を治療する方法として、男性ホルモンを補充する、という方法があります。
男性ホルモンが減少、不足することによって起こる症状なので、補充することによってその症状は緩和されるのです。
テストステロンは、男性にとって無くてはならないホルモンなのです。
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